神田 浩 Kanda Hiroshi
厚生労働大臣免許(医療系国家資格)
◆鍼師:第125864号
◆灸師:第125758号
◆按摩マッサージ指圧師:第121599号
京都府出身。三重大学(生物生産機械学専攻)に学び、技術者(京都府職員)を経て鍼灸専門学校に入学。国家資格取得後は病院(整形外科、内科、麻酔科ペインクリニック)で鍼灸技師として鍼療法とレーザー療法を担当。
◇武術歴>気功30年、空手8年 ◇スポーツ歴>水泳5年 ◇特技>グラフィックデザイン
~私自身、鍼灸で再起しました~
サラリーマン時代、私は重い腰椎ヘルニア、交通事故後遺症、アレルギー症に悩まされていました。およそ10年の間、つらい症状のために脂汗が常に背中に流れていました。病院巡りをしても症状はほとんど改善せず、ついには安定した技術者の職を失うことになりました。 健康状態に不安があるため短時間のアルバイトすら望めず、暗い気持ちで2年間を過ごしました。そんな中、気功を修得したのをきっかけに東洋医学に興味をもち、鍼灸専門学校に通いはじめました。鍼灸療法や東洋医学に基づいた養生法は、私の身体を根本から改善してくれました。
症状が重く多かったため改善には2年ほど要しましたが、卒業時には悩んでいた症状はほぼ解消していました。心身ともに万全となり病院に勤務し、さまざまな症状を鍼灸療法で改善できるようになった時、「再起」の大きな喜びが湧いてきました。臨床を経験する中でも、鍼灸療法が身体の症状から心の症状まで高い効果があることを実感しています。
例えばサラリーマンなら「勝者」は「健康で定年を迎えた人」だと思います。私は30代前半に失業し苦渋の日々を送り、再起までは長い道のりでした。仕事や勉強のためと無理を重ねても倒れてしまえば、ねぎらいも同情もない辛い立場になるのです。自分の状況を冷静に把握し、健康を損なわないよう「予防」することが最も大切だと思います。心と体を同時に整える鍼灸療法は予防法としても有効です。
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