〔開院20周年〕2024/9/25掲載
「京都市内にテナント借りて、鍼のみの実費施術で、ベッド1台の完全個別施術?まぁ1年もたへんやろな~」先輩鍼灸師の予想。
「開業は誰でもできる、経営に失敗し開業経費と鍼灸学校の学費を回収できずに終わるやろう」鍼灸学校の同級生の警告。
「このテナントは回転早いで~、2か月から半年で閉店か夜逃げや、近所迷惑せんといてな」開院時にご近所さんからのお願い。
こんなマイナス情報を得て迎えた開業日は台風で大荒れ、不安だらけの開業でした。
開業後の半年間、ほとんどの時間を専門書を読むか掃除をするか公園でハトを観て過ごしていました。
サラリーマンの経験しかない私にとって自営業は想像をはるかに超える厳しさでした。
特に京都市での15年間は多くの貴重な経験をさせていただき「田舎の学問より京の昼寝」を実感しました。
そして本日、20周年を迎えることができてとてもうれしいです。